~ 天空の抱擁 ~ Celestial Embrace

人は誰でも心のあるがままで天に抱擁されている…
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バリの伝統的シャーマン・ヒーラーに会う〜Live, Love, Laugh(バリ島日記 その4)

すでに桜も散り、あっという間に時が過ぎて行きます。日々起きることも様々で、移り変わりの早さに圧倒されそうになりながらも、まだまだバリでの愛しい日々の記録が続きます。

前回からの続きです。(現地で書きためていたものに写真を追加して綴っています)

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この日の朝食。フルーツの盛り合わせと、チアシード入りのフルーツパフェ。バナナ、マンゴー、イチゴ入り。カフェオレ。美味しかった〜〜〜♪


「笑うことは、あなたにとってとてもいい。それは知っているね? 愛することと笑うことが大切。あなたは善きご婦人。ハッピーでいなさい。ハッピーでい続けなさい」

"Laughing is good for you.  You know that, don't you?  Loving and laughing.  You are a good lady.  Be happy. Stay happy."

これは今日連れていって頂いた、バリの伝統的なシャーマニックヒーラーに言って頂いたこと。


地元でもとても有名な方で、御歳88歳だそう。

決まった「料金」はなく、ドネーションだけ。

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私が行った時は、ラッキーにも5人くらいしか並んでいなかった。宣伝はしていないので、紹介者による予約しか取っていないそう。でも予約は受け付けても、施述の順番は決まってないので、ただそこで自分の番が来るのを待っている。

施術はすべて公開。

しかも、伝統的バリの建築様式といっていいのか、寺院のようなアシュラムのような敷地の中にある、壁や窓のない、天井と柱と床だけのオープンエアーな感じの部屋というのか場所というのか。

その真ん中に、マットのようなものが1枚敷いてあり、ヒーリングを受ける人は、少しシャーマンとお話をした後、横になるように言われる。

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そこからすることは、人によって色々。

手をかざしている時もあれば、短い棒のようなもので足の指を押したり、突然立ち上がって、傍の土に生えている野草のようなものを摘んできて、手のひらでそれをつぶして皮膚に塗り込んだり…

何か、見るからに病人な人がいて急に歩けるとかそういう劇的なことはなかったし、ほとんど言葉を使わないので、何をしているのか、どんな意味があるのか、何に効くのか、などまったくわからない。

1人、白人のアシスタントのような中年男性が傍に終始座ってノートを取っており、時折、シャーマンの指示で、クライアントに直接触れない気功のようなものを行なっていた。

私をそこに紹介してくれたのは、ホテルのオーナーだけれど、直接連れていってくれたのは、地元のタクシー運転手で、自分も2週間に1度、家族と共に受けに行っているそう。追加料金なしで、ずっと待っていてくれた。

1人あたり、15分前後だろうか。数組ほどが終わると、いよいよ私の番になった。

手招きされて、老シャーマンの前に正座する。

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(1枚だけ撮影が許された写真)

まずは私の両肩や首、頭などに触れながら、一言二言言葉をかけてもらい(ほとんどなんて言っているかわからないのだけど)、ふいに英語で、「インドネシア語わかるでしょ?」

私が「いえいえ、わかりません」と言うと、
怪訝そうな顔で、再度、「インドネシア語話すでしょ?」

再び、ノーと言って、英語だけです、と伝えると、不思議そうな顔をしていたのが、何よりも不思議だった。インドネシア人に見えたのだろうか、もしくは私の両親がインドネシア生まれだったり、過去生とか何かを感じていらしたのだろうか。

そして、「特にどこも悪くないよね? 何も問題ないでしょう?」と言われたので、「はい、でも貴方に見て頂きに来ました」と言うと、

しばらく私のを両手で触った後、突然、

「傷跡がある」

私が、「はい?何のですか?」と聞くと、

「傷跡があるでしょう?お腹。自分で知っているでしょう?手術?」


あああ!子宮筋腫の手術をした時の!

頭を触っていてそれがわかるんだ、と驚く。

「もう15年近く前のことです」、と言うと、

「それがまだ完全には治っていないね。でも何も問題ない」

「横になりなさい」

言われた通り、仰向けになると、例の短い棒のようなものを持って、私の左足の薬指の脇を、ものすごい力で(と私には感じられた)ギューっと押されて、あまりの痛さに絶叫してしまった。

でも表情を変えることもなく、「今ので、もう痛みはなくなったから」と言うと、老シャーマンは、白人のアシスタントに、108番だったか、何か数字を言って指示し、その白人男性が、寝ている私の足元に立って、まったく私には触れず、祈りのような気功のようなことをし出した。


ほんの数分ののち、シャーマンが再び、棒で先ほどの薬指のところを、ギュッと押した。

が、まるで魔法のように、まったく痛くなかった!

なんでさっきはあんなに痛かったのか…?


「えーー!痛くない!」と笑うと、

老シャーマンは、片手を私の子宮のあたりとハートのあたりに交互に軽く触れながら、

冒頭の言葉をかけてくれたのだった。

「そうそう。そんなふうに笑うことが、あなたにとってとてもいい。それは知っているね? 愛することと笑うことが大切。あなたは善きご婦人。ハッピーでいなさい。ハッピーでい続けなさい」

一瞬、なぜか泣きそうになったけれど、すぐに何か、すーーっとその言葉と共に、内側に心地良い風が吹いたように感じ、施術は終了。


立ち上がったら、受ける前と打って変わって、身体全体がものすごく軽くなったのに気づいた。

何より視界がすごくクリアーになり、頭の中もすっきり。


とても面白い体験だった。

まだ数多くバリにいるという、こうした伝統的シャーマンの存在は、話に聞いたことはあったけれど、実際に調べてまで行こうとは思っていなかったので、この不思議な流れに何よりも感動していた。

自分の意識が欲しているものを引き寄せることばかりに懸命になっている人達も多いけれど、こんなふうに、完全に宇宙に預けた状態でもたらされるものを、逆に自分では気づいていないけれど必要だったこととして謙虚に受け取る姿勢、つまり予期せぬものを受け取る余裕やスペース、すなわち【余白】を残しておくことも、人生を幸せに生きる上では大事だ。今回の旅では、その姿勢を貫いているので、なんだか素敵なサプライズギフトの連続のようで、とても嬉しく豊かな気持ちになった。

待っていてくれたタクシーの運転手さんが、帰り道、「今日は空いていてよかったね、ラッキーですね」と言ってくれた。

どれくらい時間がかかるかわからないということだったので、何も予定を入れていなかったのだけど、ちょうどお昼前だったので、時間があったら行こうと思っていた、とても面白いカフェのことを思い出し、名前と住所を言うと、運転手さんは知っている、と言う。(後から思うと、それもラッキー(という名の必然)だった。ものすごくわかりにくい場所だったから)

こうして、ヒーリングされた状態で、次に訪れたカフェの名前は、「9人の天使」といって、人の愛の循環によって経営が成り立っているような珍しいカフェ。

後から思うと、このシャーマンのセッションで言われたことそのままに、この素敵なカフェが、まさに笑顔と愛に溢れ、ハッピーに、そして豊かな気持ちになる場所だったのだ。


いつもクライアントさんにも言っているのだけど、人生で起きることというのは、すべてを単発の出来事として見ていては意味がわからない。すべてが繋がっていて、しかもその起きる順番に意味があることに気づく時、壮大な視点で織物が織られていることが理解できるのだ。

(次に続く)

※文中に登場する実在の老シャーマンの名前や場所は、個別にお問い合わせ頂いても私からはお答えできませんので、どうぞご了承ください。必要なタイミングで必要なシャーマンとの出会いがありますのでどうか信頼を。



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