~ 天空の抱擁 ~ Celestial Embrace

人は誰でも心のあるがままで天に抱擁されている…
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あどけない少女の顔に

前前からインナーチャイルド・セラピーをやりたいと
言っていたクライアントさんのインナーチャイルド
1回目のセッション。

インナーチャイルドをやりたい、という人には
色々いるけれど、特に彼女の場合は、
ヒーラーになる、あるいはすでにヒーラー/セラピストへの道を
歩いているのが最初に会った時から見えていたので、
当然のことのように思えた。


インナーチャイルド・セラピーと一口に言っても
実にさまざまなアプローチ法があり、また深さの度合いも色々。
私がやるのは、主に、私自身がもっとも深いところから
変化することを経験したセラピーのいくつかを
その人その人に合わせて創っていくもの。

「創って」いくのだ。

その人と、私と、そしてもう一人。

その人の、チャイルド人格と共に。

インナーチャイルドセラピーは始めた途端に、
あえて自分の人格がもう一つある、と意識してもらう。


そのチャイルドは、ほとんどの場合、
初めて「出会う」時は、自分の予想と大きく違う姿や性格、言動をする。

それがセラピストとしても、実に実に面白い。


普段、すごく人に気を使う性格の人が出会うのは、
すごくわがままな子だったり。

明るい人のチャイルドは、暗いところで寂しそうに背を向けていたり。

逆に、一人が好きな人のチャイルドが、いつも大勢の友達と
遊んでいたり。


そのたびに、本人はびっくりする。

もっとびっくりするのは、それは、別に誰からも具体的なことを
言われて思い描いたからではないところだろう。

自然にまかせ、ただ自由に自分の中を、探求する。


子供はどこにいるのか。何をしているのか…


その子供とどんな風に対面するのか、も、
私の場合、まったく自由にしてもらう。

想像力、創造力を使い、自由に 子供としたいことをしてもらう。
イメージの中で。

抱きしめなくたっていい。

笑ってなくたっていい。

言葉だって交わさなくてもいい。


ただ、そこにどんな願望があるのか。
どんな感覚、感情があるのか、探求するのだ。


今回、彼女がイメージの中で見たチャイルドは、
いつもとても周囲に気を使っている本人とは裏腹に、
「嫌だ」とはっきり言う子だった。

それも、ほんとに嫌というよりも、まるで、嫌ということを
楽しむかのような。


さんざんその子に嫌だとかなんだのって言われた後に
意識を戻した彼女は、ちょっと複雑な顔だった。


その後、好例の、サイコロ。

何回、このセラピーをやるか、チャイルドと一緒に決めてもらうのだ。

セラピストが決めるのではない。


その時点で、彼女の表情に、少し茶目っ気が出てくる。
じっと目をつむり、チャイルドと繋がっている彼女。

サイコロを振った後は、
もう一つ、今日エクササイズをやりたいか、それとも宿題にするか
ワークシートを見ながら尋ねる。

すると、しばらく考えた後、
「今はやりたくないみたい」と。

あ~~~~よかったね~~~
チャイルドと一緒に、自分の気分に忠実でいられたね。
いいんだよ。それがインナーチャイルド・セラピー。

これから、いつも、チャイルドを意識して、
どんな瞬間にも、チャイルドがどんな反応をしているか、
このコースをやっている間はいつも気にしていてね。


終了後、ふと気がつくと、彼女の顔がまったく別人になっていた。

セッション後に表情がやわらかくなったり、
優しくなったり、綺麗になったりと変わるのは、
よくあることなのだが、これほどまでにはっきりとした表情の変化を
見たことはなかったかもしれない。

本当に、あどけない小さな少女の顔になっていたのだ。

それを指摘すると、またまた少女のように、
ちょっとはにかんだように、
目の奥にきらっと光を見せながら
にっこりとした貴女。


よかったね。とうとう始まったね。 

これからしばらく継続するから
いっぱいいっぱい遊んで、いっぱいその子を解放していこうね。

一番最後に、すべてがひとつに統合される瞬間まで。


その変化した状態の彼女の顔を、私の心にもしっかりと焼き付ける…


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