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過去が前進させる時

前回ここに書いた方とはまた別の、
インナーチャイルドシリーズを受けている人の二回目。


今回もまた、チャイルドとの素晴らしいコミュニケーション…
このセラピーの奥深さを体験させてもらった。


身体の感覚と感情の結びつきのチェックで、
どうしても感覚を思い出せないものがあることがある。

普段の状態なら何でもないことかもしれないが、
インナーチャイルドセラピーの中で、
ある感情だけが、リアルに感じられない、あるいは身体がまったく
反応しない、などの現象が起きることはとてもよくあることで、
本人は、一体なぜその感情・感覚だけがブロックされているのか、
その瞬間にはわからないことが多い。

もしかしたら、あまりにも何度も感じてきたことだから、
あらためて感情として感じることができないくらい麻痺してしまったのか、とか、
感じたくない感情だからブロックしているのかとか、
色々と可能性はあげられるけれど、
とにかく何故だろう?どうして?という不思議な現象として感じられるものだ。


今回の場合、それが突出していたのは、
「孤独・寂しさ」という感情についてだった。

その時点では、それがどうしても感じられない、ということだけをメモして、
続けて他の多くの感情をチェックしていく。

中には逆にあまりにもリアルに感じられて、なかなかそこから
戻って来れないほどのものもある。

本人の意識としては、「寂しい」について、
なぜこんな反応なのか、が不思議だという想いのまま、
続けて誘導瞑想によって、インナーチャイルドが「傷ついた」と感じた時の場面へと行く。

もうこの時点で、エネルギーをかなり使ったという感じがあるので、
逆にあまり「考え」が働かなくなっているという点が、
この回のセッションの流れのねらい目でもある。


そして、チャイルドは、先ほどの試みからちゃんと一歩前に
進めてくれた。
私の感覚では、チャイルドが、大人の人格が一生懸命アクセスしようと
してくれたことに、反応を返してくれ、ある場面を見せてくれたのだ。


それは、ご本人の記憶にもある、とてつもない「寂しさ」を感じた場面だった。
それが、先ほどのエクササイズでは麻痺していた感覚を
リアルなものとして「感じることを許した」のだ。

「感じることを許す=許可する」という感覚は、
エネルギーワークでは、とてもとても大事なものになる。

私達は、さまざまな理由で、ある種の感情や感覚を
止めるように自己訓練してきているので、それを解いてもいい、という
許可を出すような感覚が、ある感情を感じるきっかけとなることがある。

それをするのにインナーチャイルドワークは大変適しているのだ。


「感じることを許す」→「感情を感覚を伴って感じる」→「停滞していたエネルギーが流れ出す」


という流れが起きる。

つまり、「前に進む」瞬間なのである。



今回の場合、「寂しい」という感覚を感じること自体が目的だったのではなく、
チャイルドが思い出させてくれたものは、
「なぜ」寂しいと感じたのか、であった。

つまり、「寂しい」という感情を、私達がどういう時に感じるのかを
思えばわかると思うのだが、それは、「何かがない」とか、
「今まであったものがなくなった」とか、「大好きなものがここになくなった」という感覚なのだ。

すなわち、それは、前には確かに「在った」もののことなのである。


それまで、寂しいという感情・感覚が、辛い出来事の記憶と共に
ブロックされていたのは、その前に、それが存在していたという記憶や感覚も
封印していた、ということを意味したのだ。

辛い出来事、辛い思い出、そんな風に刻まれた記憶…


今回の流れが起きたことで、実は、その前に、とても幸せだった、
とても嬉しかった、楽しかった記憶がたくさんあったことが、
今度は逆に、幸せな感覚と共に思い出されたのだ。

それまでは、辛いから、と封印していたことが
今、自分の中に、大切に忘れずにしまっておいた宝箱を開けるような
感覚で開かれたのだろう…


寂しいという感覚から始まったはずのこのワークが、
歓喜の涙に変わっていた。


時間をもっと以前にさかのぼることが、結果的に前に進めたのだ。


「自分にもそんな幸せな思い出があったのだ…」


それを全身で感じ、表現している姿を見ているだけで、
私の方としては、その「嬉しさ」「喜び」と同時に、
どんなに、どんなに、その子供はたくさんの我慢をしてきたのだろう、
どんなに多くのものを乗り越えて生き延びてきたのだろう、という想いで、
私も涙が止まらなかった。



「大切なものを取り戻せた…」

そう彼女から聞いた時に、
私自身も、この「寂しい」という感覚をはじめとする、
感情を感じることを許すことがもたらすものの深遠さに
あらためて、驚嘆していた。

同時に、いつも、インナーチャイルドワークでは、
あくまでも「実感を伴う想像上の前提」として、チャイルド人格を
想定するのだが、本当に、私達の中に、このような、
いわゆる普通のセラピーでやるところの「傷ついた子供」の人格だけでなく、
「すべてを知っている子供」=ハイヤーセルフのひとつの在り方
のような偉大さ、はかりしれない魂の奥深さを見る思いである。


「寂しい」のは、その前にあったものを感覚が覚えているから。

更に時の流れを戻していけた時、それがあったこと自体への感謝や
喜びに立ち戻ることができれば、私達は再び、
止まっていた時間を前に進めることができると言えるのかもしれない。


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Amrita Eiren

貴女らしさという女性性開花プログラム、アメリカ発のアート・オブ・フェミニン・プレゼンス(AFP)の、日本初の認定講師でありマスタートレーナー。創始者以外では唯一のAFPティーチャー養成トレーナー。年に1度、講師養成トレーニングを開催しています。

元フジテレビ・アナウンサー、報道記者。
90年代末頃から、エネルギーヒーリングとカウンセリング、
精神世界関連の通訳、翻訳業をはじめる。

通訳実績は、ニール・D・ウォルシュ(「神との対話」著者)来日講演、
クリムゾン・サークル・ワークショップなど。

アムリタオリジナル英会話学習法・ハートを通して英語コミュニケーションができるようになる、スピリチュアル英会話/ハートDEイングリッシュ講師。

インナーチャイルド・セラピーやハイヤーセルフ対話セッションを行っている横浜の個人サロン・オーナー兼セラピスト。

趣味:ダンス、和太鼓。



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