手
今、あなたがためらっているのは
愛で 包むこと?
それとも 愛に 包まれること?
そんなこと いいから
いつかの あの時のように
ただ 手を のばしてみて…
考えるのは やめてみて
今だけ…
道端の子猫に 走りよって
思わず 手を伸ばした
あの時のように
凍えそうな夜に 降りだした
雪のひとひらを 受け留めようと
ポケットから 手を出した
あの時のように
考えるのは やめてみて
今だけで いいから…
(過去の自作詩より)
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