~ 天空の抱擁 ~ Celestial Embrace

人は誰でも心のあるがままで天に抱擁されている…
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大好きだったアニメの意味

インナーチャイルドワークを始めてまもなく
幼い頃に大好きだった物語やアニメ、神話を
突然、思い出す人が 結構いる。

いわゆる誰もが知っているメジャーなものとは限らないし、
セラピーを始めてすぐの頃は、記憶になかったものであることが多い。

私自身も かつてそうだった。

それまでの自分の記憶とはまた違うところに
しまわれていたような感じがする、その物語のことを思い出す時、
なぜ、それを忘れていたのかが信じられないほど、
とても不思議で強烈な郷愁に包まれる。

理屈抜きに、好きで好きでしょうがなかったその物語は、
あとから考えると、そのモチーフやテーマ、主人公の姿や
めざしていることが、その人本人の人生でのテーマに
重なることがとても多い。

これは、必ずしも、プラスのことだけではなく、
そのネガティブな投影が、先に認識されることもあり、
それを「神話化」してしまったこと、「美化」してしまったことが
自分の記憶や感覚に無意識のうちにしみこんでいて、
生きにくく感じる原因の一つになっていたり、
かたくなに信じ込んでいる思い込みを作る要因になっていたりすることもある。

可愛くて、優しくて、清らかで、生き物すべて、命への愛を
描いているようなアニメが大好きだったことを、インチャイワークの最中に
思い出した人は、そのような世界が理想の世界として
強く心に刻み付けられたにも関わらず、
自分自身はそのように生きることができない、という大人の現実にいたり、
自分はそうではない、という思い込みの呪縛で身動きが出来なかったりする。

かくいう私自身は、初めてインナーチャイルドワークをした時に
よみがえってきた大好きなアニメは、手塚治虫の、「リボンの騎士」だった。

私とカラオケに行ったことがある人は、この主題歌を歌う時の私は
まったく別人のように子供化して歌いだすのを知っていると思う。

好きで好きで好きでたまらないアニメだった。
何が、とか説明ができないほど理屈を超えた大好きなアニメ。

そのテーマは、男として育てられ、王子としてふるまうプリンセス。
プリンス・サファイアがプリンセスになる瞬間がもう、たまらなく好きで
女性らしい出で立ちで現れるのを心待ちにしていた。

その私が、実際の自分の人生の大きなテーマの一つに「女性性」や
セクシュアリティの問題があろうとは、
その頃は思ってもみなかったのだった。

これを思い出して以降、自分が否定し続けた女性性を受け入れる準備が
整った私は、インナーチャイルドワーク終了後、ただちに
このテーマと真正面から向き合うことができるようになったのだった。

インナーチャイルドワークが蘇らせる記憶は、いつもとても深遠な意味を持ち、
意外な変化、意外な気づきへと繋がっているのだ。



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