~ 天空の抱擁 ~ Celestial Embrace

人は誰でも心のあるがままで天に抱擁されている…
0

絆の再認識 (パート1)

2003年11月。

断食、マクロビオティック、ヨガ、エドガー・ケイシー療法などなど、
ありとあらゆる自然療法を始めとする代替療法的アプローチに、
いったんピリオドを打ち、私は子宮に何年間も抱えていた、
背骨にまで達するほど巨大化した筋腫を
外科手術によって切除することを選択した。

どの大手の病院の婦人科においても、子宮全摘以外に方法はない、と
言われていたが、それだけはしたくなかった私は、
とうとう最後に、小さな専門クリニックに行き着いた。

「神の手」を持つ男と呼ばれていた専門医によって、
ともすると、生命に関わるほどの大手術であった私の手術は
無事に終了し、私は自分の選択が「正しかった」だけではなく、
さまざまな深遠な意味を持っていたことを、のちに実感することになった。

(ちなみに私の父は元外科医であり、あらゆるアプローチで迂回した後に、
結局、自らの意思で外科手術を選択したことは、「父親」に関する私の
長年の課題という観点からもとても深い意味を持っている。
外科手術に対する私的観点については、また後日機会があったら書くことにする。)


手術の数日前。

私は、一通のメールを、私のあらゆるヒーラー友達に送った。

「私は自分の決断を信じています。でも、今、皆さんの精神的サポートを
必要としています。
私は、怖い。怖いのです。どうか、一瞬だけ私にエネルギーを送って下さい。」と。

そして手術の日時を添えた。

世界中の有名無名を問わず、私と友人関係に
あったあらゆるヒーラー達に、SOSを出したのだ。


それは、私が自分にSOSを出すことを許可した記念すべき日だった。


手術数時間前。

麻酔もまだ打っていないうちから、突然、私は異様な幸福感に包まれ始めた。

身体中が温かくなり、至福の喜びとでも言うような安らぎと、感謝と
幸せな気持ちでいっぱいになっていた。

それは手術が近づけば近づくほど増した。


手術室に入って手術台に乗る時は、そこがまるで「祭壇」のように見えた。

すべてが金色の光に包まれ、そこにドクターが入ってきた時は、
麻酔もあってか、もうろうとしながらも、
まだ手術が始まってもいないのに、感謝の気持ちでいっぱいになっており、
金色の光に包まれながら、

「もう何があってもすべて受け入れる。こんなに幸せな気持ちを
経験できたのだから、すべてを【神】にゆだねる」と思っていた。

危険だといわれていた手術が成功するかどうかが大事だったのではなかった。
(勿論、成功するに決まっていると思っていたであろうドクターには
失礼な話ではある。ごめんなさい。でも、そのドクターも後で、
とても大変な手術であったことを教えてくれた。)

でも私は、そこに現われたドクターにすべてを託すことにも
みじんの疑いも逡巡もなく、
薄らいでいく意識の中で、はっきりと

「よろしくお願いします」と、声に出して言った。

その時、二筋の涙が、私の頬を伝った。


そして、意識がなくなった。


次に病室で目が覚めた時も、麻酔が切れた後も、ものすごい痛みが
襲って来た時も、
金色の光はいつも私と共にあり、
私は、常に、「温かい」ものに包まれていた。
やがて、金色の光は、虹色になり、
虹色のまゆの中で、私は、こんこんと眠り続けた。



今、振り返っても、私の人生の中でも、恐らくトップ10には入るであろう、
試練の時期だったはずなのだが、
この手術のことだけは、とてつもない幸せな思い出として残っている。
普通ならありえない感覚であるだろうけれど、
私の中では、【愛】のエネルギーに包まれた素晴らしい体験であり、
目に見える友人たちや、目に見えないエネルギーや意識体、
そして、「使命感」に満ちた仕事ぶりを発揮してくれたドクターに
対する敬意と感謝でいっぱいになった、貴重な貴重な体験で、
精神世界の本で読んできたさまざまなことを実体験した、
神秘体験の日々でもあった。


ところが、それを終えて、退院してからも異様な試練は続いた。

傷口が化膿して再通院。

その後、腸炎を併発して、また再入院。

その後、甲状腺障害が出て、通院の日々。


深夜に救急で運ばれた病室で、まだふさがっていない手術の傷口の痛みと
腸、肛門の痛み、
止まらない下痢に文字通り、七転八倒して苦しみ、苦痛にうんうんうなりながら、
その時の私には、その前の手術の時とは一転、金色の光も虹色のまゆも
感じられなかった。

ただただ、痛みと共に勝手にもれる己の苦しむ声を聞きながら、
いったい何がどうなってしまったのか、
なぜ、こんなことになってしまったのか、
私自身の人生における様々な「ツケ」の集大成でもあるかのように、
私のもともとの弱点(=長所/ギフトということにもなる)である、
第二チャクラに、すべての苦痛と痛みが集中していることを、
いつものように笑うことすらできず、怒りすらもわかず、ただ、

「苦痛ってこんなにつらいんだな~」
「とにかく、この痛みを取り去ってほしい。」
「ナゼワタシガコンナメニ」「ナゼツギツギトヤッテクルノ」
「もう生きることへの欲はないのだから、このまま逝ってしまいたい」
などと考えていた。

それでも、その時、一晩中、私のそばにいて、
温かいタオルで身体中を拭いたり、さすったりしてくれた看護師さんの
姿がやきついた。

やはり、ここでも、私の心を大きく揺さぶったキーワードは、
「仕える」「使命」といったものだった。

化膿していた傷口も、みごとな再縫合テクニックで綺麗におさまり、
やっと家に落ち着いていられるようになったのは、
年が明けてからだった。

だが、すっかり体力も気力もなくなり、もう、静かにただ淡々と人生の
残りの日々を大事に生きていこう、などと思っていた。

ほんの数ヶ月という短期間の間に、ものすごい勢いで浄化の出来事を
次々と通り抜けた後の、つかのまの「凪」の日々…。
自分に心から優しくしてあげたかった。
「いのち」を優しく見つめ、家族と共に静かに過ごしたかった…


ところが。【飛躍的シフト】は、待ってましたとばかりに、
体調が落ち着いたとたんにやってきた。

まだ「変化」するんかい!!と私の周囲の人々は苦笑していたと思う。


一体、何が起きたのか、今でも不思議だ。

そのわずか数ヵ月後。

今思えば、恐らく、まだ完全に回復していたとは言えないはずだ。


私は、何気なくインターネットで「神との対話」著者のサイトを見ていて、
ふと、「セドナ」「リトリート」の文字が目に入り、
なぜか、その場で、キーボードを叩きながら、
それに申し込んでいたのだ。

手術をしてからまだ3ヶ月立つか立たないか。
退院してから、2ヶ月立つか立たないか、である。


「行かなくては。」という、「義務」でもない、焦りでもない、命令されたわけでもない、
ましてや、もっとも大事なことだが、何かを「恐れ」ていたわけでもない。

どちらかといえば、「使命」の呼び声。
「時が熟した。準備が整った。」
そんな感じだった。

「神との対話」は、もう出版当初から読んでいた愛読書で、
その原書を、自分の英会話教室で教材として長年使っており、
それを読んだ生徒さん達の人生が変わったと喜んでいたことを、
とにかく、直接、著者の方に伝えるいい機会だ…

行く前は、単純にそんな風に思っていた。


でも、それよりも深いところで私の中に起きていた「変化」。

それは、「使命を果たしたい。」という漠然とした、しかし、
非常にはっきりとした思いだった。

大手術を始めとする、あらゆる肉体的試練、浄化のプロセスを経て、
私は、それまでにないほど「身軽」になり、
硬い決意の元に、アメリカに旅立った。

後の私の恩師として深くお付き合いさせて頂くことになる偉大な師にして
敬愛する魂の友人と【再会】するために。

夢にも見ていた赤い山々のパワースポット、セドナに足を踏み入れ、
【里帰り】するために。

それまで経験したこともないほどの、ものすごい数のUFOを目撃するために。


それが、ちょうど、3年前の、2004年3月26日である。


そこで待っていたのは、運命の出会い、使命との出会い、
そして何よりも、「自分自身」との出会いだった。

そのリトリートでニール氏に直接、勧められ、頼まれて、
まだ何もなかった日本で、「ヒューマニティチーム・ジャパン」を
立ち上げることになったのだ。

それでも私は、著者のニール氏との出会いが、自分にとってだけでなく
実はニール氏にとっても、大きな意味を持っていたのだということを
なかなか信じることができなかった。


しかし、今回、ヒューマニティチームのイベントで来日したニール氏の
プライベート通訳とでも言うべき役割として、共に過ごした時間を通して、
はっきりと認識したことがある。

それはやはり、魂の出会いだったのだ。

そして、それはまた、そこから発展する、多くの魂のグループとの出会いだったのだ。

仲間達がプロデュースした、奇跡=輝石のように素晴らしいイベントを
目の当たりにして、心の底から揺さぶられるほどの確信をした。


それは、今の時代に出会うように、「セッティング」していた、とも
いうべき、壮大なる時空を超えた流れの中で育まれ、
織物の糸のように、「糸=意図」と共に
紡がれ、広がり続け、羽衣のようにはためき、波のように伝わっていく、
コード化された暗号でもあるかのように、
広がり、伝わり、ゆらめき、舞い続ける生命の進化のプロセスの中における、
大事な瞬間として、きらきらと存在していたのだ…。

(後日に続く)



関連記事

該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する