~ 天空の抱擁 ~ Celestial Embrace

人は誰でも心のあるがままで天に抱擁されている…
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心の音

静まりかえっていく空間に

自己の境界線が 溶け始める。

内に… 外に… 溶け始める。

内側に… 外側に… 広がり始める。

境界線が 薄くなる。

心が 丸裸になっていく。

聞こえてくる。

自分の 心の音が。


そこに 重なり始める。

他の人の 心の音が。


痛みを感じて 反応する、心の振動。

自動的に 防御しようとする、心の反応。


繰り返していくうちに

「あなた」 と 「私」の間に 

何かが 少しずつ 流れ始める。

何かが 「そこ」に 存在し始める。

ガラスのように 危うく 繊細な もろさに 尖っていた場が

いつしか 水のように 柔らかく うごめき始める。


「あなた」 と 「私」の間に ある 

空気のようなものが

最初は ばらばらだった振動が

いつしか 共鳴し始める。


「あなた」 と 「私」の 心の 重なる音が

ぶつかる音より 多くなる。


そうすると 重ならない音も 美しく 響いてくる。


心の音の シンフォニー。

足りない音階が あっても

楽譜など なくても

始まりと 終わりが 決まっていなくても

呼吸と 心が 合ってくる。


息を 吸って 息を 吐く。

単純な 生命の 営みが

そう意図しなくても 合ってくる。


心の シンフォニー。


人間と 人間の 間に 「何か」 が 「在る」。

「間」の 空間に、 何もないはずの ただの空間に、

確かに 「何か」が 在って 振動している。

つまり 「何か」で 繋がっている。

振動が 伝わっている。

それが 見えない目に見えて 聞こえない音が 聞こえ始めたら

人間と 人間は

「あなた」 と 「私」は  

ひとつ。


心を 丸裸にして ひとつ。

それぞれ違って それぞれ ひとつ。

それぞれ同じで それぞれ ひとつ。


ただ自然で ただそのままで。      



・      
・      ・      

それが、私にとっての「非構成的エンカウンターグループ」の
素晴らしさ、大切さ。

どんなワークショップよりもどんなセミナーよりも
どんな瞑想的ワークよりも瞑想的で、
人間的で、意味深い。

究極の「場」であり、究極の「自己」がそこにいる。



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