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3.10を忘れない

間もなく、あの3月11日から1年。

いまだに震災後、行方不明になったままの方達や
家に帰れていない、仕事に就けていない、などなど
被災した方達の状況は、心身共に辛いものが山積。
そして勿論、福島の原発は、収束には程遠いと感じる情報ばかり。

そして、3.11を忘れない、という合言葉のもと、
防災、脱原発関連など様々なイベントが企画されていますが、
一方で、この日の大規模なイベントやデモなどに対しては、
疑問の声もあがっています。
「ご家族を亡くされた方達にとって一周忌なのです、
静かに過ごせませんか?」、と。

本当に、さまざまな立場や想いがあって、
難しいですね…

さて、そんな中でも、これを知っていることは
とても大切だ、と感じるものがあります。

それは、3.11ではなく、

「3.10」を忘れない、という想い。


私が直接知ったのは、
震災直後から、自分達も被災しているのに、
スコップを手に持って立ち上がり、
一般の民家の瓦礫の片付けなどを徹底的に行ってきた、
「スコップ団」の方達の、「天国にぶっ放せ」という、
2万発の花火を3月10日に打ち上げる企画を通して、です。

これも、上記のように、花火のために集めているお金は
他に使い道があるのではないか、など、
当の被災地でも賛否両論だそうですが、
私は、なぜ、3月11日ではなく、10日なのか、
そこに込められた想いに、とても感じ入っています。

2万発の花火とは...震災で亡くなられた魂の分。

花火については、私の義父(夫の父)が亡くなる間際に、
「俺が死んだら、三尺玉の花火を、ぼーんとあげて
盛大にお祝いして送り出してほしい」と
言っていたのが、個人的に、とても心に残っているのもあります。


そして、それを3月10日に行うことについて、
スコップ団の団長のブログには、
私達が、それこそ、忘れてはいけない、
本当に大切な想いが綴られています。

そう。

忘れたくても忘れることができない3月11日ではなく、
決して忘れてはいけない、ずっと覚えていたい、
ありふれた日常の幸せがあった、3月10日への想い、
なぜ、その日に、花火を打ち上げたいのか、の想いです。

(以下、スコップ団・団長のブログより)

→『 避難所から初老の女性を車に乗せて、
私たちの倉庫にお連れした時の話です。

「主人とはケンカなんてしたことなかったの。」

「そうなんですか~。仲良しですね。」

「うん。本当の意味でのケンカはありますよ?議論みたいな。
ちょっとした。それがなくなったら人はお終いでしょ?」

「はぁ。」

「でも、その日は、本当にくだらないことで
意味のない感情上のケンカをしてしまったの。初めて。」

「はぁ。」

「彼は車で、すごいスピードで出て行っちゃって
「行ってらっしゃい」も言わなかったし、行ってきますもなかった。
そのままぶつかって死んじまえ!って思っちゃったの。」

「・・・。」

「そのまま、あの人は、津波で死んでしまったの。
だからね、私の一番の後悔は、
食料や水を蓄えておかなかったことじゃないの。
懐中電灯もなにもいらない。
もし運命で彼が死んでしまう事が避けられないにしても、
愛していたって伝えたかったってことなのよ。」

「・・・。」

「あなたは、何でもしてくれる。本当にありがとう。」

「とんでもないです。」

「でもね、モノじゃないのよ?」

「分かります。分かってやってます。俺もそうだ。」

「私の想いを、いつか天国に届ける企画を立ててくれないかしら?」

「分かった。考えます。チカラもつけます。」

「その時は、私は元気だよって彼に伝えたい・・・。」


これが【天国へぶっ放せ】の始まりです。
お墓へのお菓子やお花。
お供えは、合理的に考えれば無駄な事かもしれません。
でも、人間だからやるのです。
感情があるから、そうするのです。

私達もいつか死ぬ。
その時、感情が残っているのであれば、
私はお供えは嬉しいと感じるだろう。

今回の花火は、お供えです。
雲が邪魔をしても、雲の上まで飛ばせば花火は見える。
スッと生まれて、ドンとキレイな大輪を咲かせて、散る。
まるで人生のようです。

咲ききることが出来なかった方が大半です。
だから、ドンと咲かせよう。

人生のような花火を、一番感謝すべき日だった3月10日に。

僕はどうしてもあげたい。

ゴールのないマラソンを完走することなんて
人はできないから365日経過したら一時休止。
要請が続くようならば、また行こう。
その時は、また【ヘイ!!スコップ団】って呼ぶから、
スコップ団のみんなはよろしくね。

結局俺は、たった一人の方の要望に、
一つ一つ応えていくことぐらいしか出来なかった。
でも、それでもいいんだ。
そんな一人ひとりが集まって、社会なのだと俺は思うから。

二万人の方が亡くなった震災が一件起きたのではない。
一件の悲しい出来事が、二万件も起きたのだ。


賛同しかねる人がいることも知ってます。
でも、それでいいんだ。
様々な考え方があってこその社会。

それでいいのだと思います。

賛同して頂けたら幸いです。
「元気だぜ。」
って伝えよう。
「愛してたんだぜ。」
って伝えよう。』



『 俺達が、生きて、楽しんでるってことを。
あの人達が生きたかった今日を、俺達は生きてるってことを。
線香も大事だし、墓参りもいいけど。

もし天国が空にあるならば。

空に、ぶっ放してやろう。

「俺達は、元気ですよ!」
と、安心させてやろう。

ここら辺で一番高い場所から。

何もなかった3月10日に。
明日、死ぬなんて誰も思ってなかった3月10日に。

一番忘れちゃいけないのは、3月11日もそうだけどさ、
3月10日が、すごく大事だと俺は思うんだ。

今日も10日だった。
明日も10日であって欲しい。
明後日も、明々後日も。

スコップ団は、家に行くとそれを見る。
誰も死ぬ準備なんてしてなかったんだ。

後悔のない毎日にしようじゃないか。

地震が永遠に来ないなんて誰が言えるのか?
いつか、必ずまた来るんだ。
長い長い3月10日を、大切に生きていきたいと、心から思います。

さぁ、ぶっ放してやろう。

アホにしかできねぇ事を、アホがやる。
無意味さの中に、意味がある。

それが、生きてるってことじゃねぇか。』

以上、(スコップ団・団長のブログ:「どうせ地球のチリだからな。」より)



その3.10の花火打ち上げまで、あと1週間ですが、
3000万円かかるというこの花火への想いに賛同して下さる方は、
(まだ間に合うのかな?)
この企画に全面協力を表明している「絆JAPAN」の有田氏の
呼び掛けによって、賛同団体との協力で創られた
Tシャツを購入することで、支援することができます。
(私は購入しました)
→絆JAPAN

また、スコップ団のブログから、直接、寄付することもできます。


震災直後から休みなく活動し続けてきたスコップ団は、
この、3月10日の花火打ち上げ終了と共に、
活動を休止するそうです。

彼らの最後の活動という意味でも、
心から応援したいです。

<スコップ団の活動の様子>

→「ありがとうスコップ団」



→「OH!バンデス スコップ団」



忘れない。彼らのことも。

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Amrita Eiren

貴女らしさという女性性開花プログラム、アメリカ発のアート・オブ・フェミニン・プレゼンス(AFP)の、日本初の認定講師でありマスタートレーナー。創始者以外では唯一のAFPティーチャー養成トレーナー。年に1度、講師養成トレーニングを開催しています。

元フジテレビ・アナウンサー、報道記者。
90年代末頃から、エネルギーヒーリングとカウンセリング、
精神世界関連の通訳、翻訳業をはじめる。

通訳実績は、ニール・D・ウォルシュ(「神との対話」著者)来日講演、
クリムゾン・サークル・ワークショップなど。

アムリタオリジナル英会話学習法・ハートを通して英語コミュニケーションができるようになる、スピリチュアル英会話/ハートDEイングリッシュ講師。

インナーチャイルド・セラピーやハイヤーセルフ対話セッションを行っている横浜の個人サロン・オーナー兼セラピスト。

趣味:ダンス、和太鼓。



個人セッションご予約や詳細は以下へお越し下さい。
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