~ 天空の抱擁 ~ Celestial Embrace

人は誰でも心のあるがままで天に抱擁されている…
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「しーっ…(^・^)」

またまたインナーチャイルドセラピーのお話。

セッション中、「自分」(普段自分だと思っている意識)ではない、
チャイルドの感情が出てきている、と感じながら
涙したり、怒りの声を出したり、言い分を叫んだりする場面が
多々あります。

クライアントさんが、どれくらいはっきりそれを
意識しているかは別で、
「なんだかわからないけど涙が止まらない」とか、
ちょっと不思議なことが起きている、と、別の
視点の自分の存在を感じながら
感情だけが出てきているのを見守っているような
状態。

それを止めたりせずに、
「子供の分が出てきている」と思いながら、
「大人」の変な判断や抵抗やブロックを越えて、
泣くだけ泣いたり、出てくる叫びを自分の耳で「聴いたり」
していったりします。

不思議なことに、それは「悲しみ」や怒りの傷に
触れた、というよりは、
「安心して泣けるようになった」
「やっと文句を言えるようになった」、
という感覚であることが多く、
傷がえぐられるような辛さとはちょっと違って、
むしろ、根底に「出せて嬉しい」という感じが
伴っていることが多いのです。
それを、どこか客観的に、何が起きているのか
見つめている、という感じです。


先日も、とあるセッションで、
ご本人は、「なぜこんなに涙が出てくるのか、
なぜ、こんなに泣きじゃくるのかわからない」と
言いながらも、そのようなセラピーの状態に
慣れている方なので、そのまま、感じ切り、
出しきって(出させてあげて)いました・・・

その時も、凍らせていた感覚や感情を、
「やっと流れ出させることができる」
「泣いてもいい時が来た」

という意味が大きかったようでした…

それはあたかも、ずっとあまりにも怖くて
泣けなかったり、言ってはいけない、とか
泣いてはいけない、感じてはいけない、と
必死に泣くのをこらえていた子供が、
信頼する状況、安心する状況となって、
わぁーっとせきを切ったように
感情が溢れ出た、という感じでした。


そうやってしばらくすると、これもどんな感情ワークでも
起きることですが、だんだんと、
「波」が引くように、すーーっと静かに
なっていく瞬間が訪れます。


自然に…いつのまにか…涙や嗚咽も止まり…


そして、あの「静寂」が、やってきます。

自然に…いつのまにか…静まりかえっていく空間…


その時、クライアントさんが、
口に人差し指を当てて、

しーっ。。。 って感じですね…」

と、ささやくような、優しい声で言いました。


私も、「ほんとだね、寝ちゃったね…」

と、ささやき声で返しました。


普段の意識だったら、とても変なことでしょうけれど、
そこには、不思議なことに、
本当に、そこに、泣くだけ泣いて
脱力して、そのまま眠ってしまった、
小さな小さな子供がいるのが感じられたのです。

そのまま2人で、しばらく、
目には見えない、その眠ってしまった、
腕の中の子供を、そっと見守っているかのように
起こさないように、
そっと…そうっと…

静かに、静かに、沈黙の中で過ごしました。


抱くものと、抱かれるものが
同時に一つの空間、一人の人間の中に存在している、
この上なく愛に満ちた状態…

こんな静寂、こんなサイレンスも
あるのです…


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